サーバー保守の対象

サーバー保守

保守されるサーバーの種類

  • Webサーバー

Webブラウザからの要求に応じてHTMLファイルや画像ファイルなどを送信するコンピューターです。主にお客さまが利用する端末のWebブラウザ上にWebサイトを表示するために用いられます。

  • メールサーバー

送信の役割を担う「SMTPサーバー」と、受信を受け持つ「POP/IMAPサーバー」によって構成されるコンピューターです。ネットワーク接続を通してEメールの送受信をおこなう際に利用されます。

  • ネームサーバー

IPアドレスとドメイン名の変換や紐付けを管理するコンピューターです。「DNSサーバー」とも呼ばれ、WebサーバーのIPアドレスを特定したり、Eメールを受信する際にPCを特定したりといった用途に使用されます。

  • ファイルサーバー

さまざまなファイルの保管・共有に特化したコンピューターです。LAN接続によって社内ネットワークを構築し、組織内におけるデータ共有基盤として用いられます。

  • データベースサーバー

構造化データを保管する「データベース管理システム」が稼動しているコンピューターです。ITシステムが取り扱うデータの保存や更新、バックアップなどが主な役割となります。

ハードウェアの保守

ハードウェアとは、PCやHDD、サーバー機器やネットワーク機器などの物理的な情報機器を指します。こうしたハードウェアのメンテナンス全般を担当するのが保守の役割です。例えば、サーバーはマザーボード・CPU・メモリ・グラフィックカード・ドライブ・光学ドライブ・電源などによって構成されており、障害が発生した際はこれらのパーツを調査し、修理対応や復旧作業を実施します。

ソフトウェアの保守

ソフトウェアとは、コンピューターを作動させるプログラムを記述したデータのまとまりを指します。コンピューターのオペレーション制御やアプリケーションを作動させる「Operating System(OS)」が代表的なソフトウェアです。ソフトウェアの障害やバグといった不具合の修補、システムの運用形態や適用業務などの環境変化への対応などもサーバー保守の業務領域といえます。

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